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うえだクリニックの院長上田渉はIBD専門医、指導医です。 大阪市大、大阪市立総合医療センターや大阪市立十三市民病院の診療を通じてIBD患者様(潰瘍性大腸炎、クローン病など)を延べ400人以上の診療に当たりました。 現在も大学病院、総合病院、また地域のクリニックと連携をしております。現在IBD患者様が200人ほど当院で治療されています。
その中で知ってほしい開業医の集まりがあります。 IBD-Pという組織です。IBF-Pは、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患(IBD)を専門的に診療する開業医による連携ネットワークです。 これらの疾患は慢性的な経過をたどり、内科的治療から外科的治療、さらには食事・生活習慣の指導に至るまで幅広い対応が求められます。 IBD-Pは、日々地域医療の現場で診療にあたる医師が中心となり、診断・治療方針や最新の治療薬の使用経験、内視鏡所見の共有などを通じて、質の高い医療を患者さんに届けることを目的としています。 また、大学病院や基幹病院との情報交換を積極的に行い、重症例や手術が必要となる症例の適切な紹介体制も整備しています。 患者さんが安心して長期にわたり治療を続けられるよう、クリニック間のネットワークを活かして切れ目のない診療を実現することがIBD-Pの大きな使命です。