このような症状でお困りではありませんか?
- 胸やけが頻回に起こる
- 胃が痛い
- 食後に胃がもたれる
- 胸がつかえる感じがする
- 酸っぱいものが上がってくる
- 吐き気がする
- 咽頭に違和感や痛みがある
このような症状が継続している場合には、逆流性食道炎になているかもしれません。また、仮に逆流性食道炎ではなかったとしても、他の消化器疾患に罹患している可能性も考えられるため、医療機関を受診せずに放置することは危険です。気になる症状がある方は、医療機関にて内視鏡検査を受けましょう。
このような症状が継続している場合には、逆流性食道炎になているかもしれません。また、仮に逆流性食道炎ではなかったとしても、他の消化器疾患に罹患している可能性も考えられるため、医療機関を受診せずに放置することは危険です。気になる症状がある方は、医療機関にて内視鏡検査を受けましょう。
胃が正常であれば、ほとんど胃酸が逆流することはありません。しかし、何らかの原因により胃の機能が低下し、胃酸が逆流してしまうことがあります。これにより、食道の粘膜が炎症を起こしている病態を「逆流性食道炎」と言います。
胃酸が逆流してしまう原因として、下記が挙げられます。
上記の原因により胃酸の逆流は引き起こされますが、これらの機能異常は突如として起こるものではありません。食生活の乱れや精神的ストレス、姿勢や生活習慣の悪化などにより、これらの機能異常が現れます。
正常の状態であれば、胃や腸は円柱上皮、食道は扁平上皮という粘膜に覆われています。ですが、炎症により胃の粘膜が食道と連続して扁平上皮に置き換えられてしまったものを、「バレット上皮」と言います。逆流性食道炎は、このバレット上皮になるリスクを高める可能性があります。
バレット上皮を放置すると「バレット食道」になります。「バレット食道」のある患者さんは、通常の30~120倍ほど食道がんになるリスクが高いというデータも欧米では出ているため、逆流性食道炎を放置することは危険です。必ず専門医による内視鏡検査を受け、適切な治療を行うようにしましょう。
逆流性食道炎の治療では、<薬物療法>と<生活習慣の改善>の二つを中心に行います。
胃の働きを改善する薬や、胃酸の分泌を抑制する薬を使用します。これらは医師や薬剤師の指導通りに適切に服用することが肝要です。
日々の食生活の見直しや、ストレスの軽減、充分な睡眠の確保など、胃に掛かる負担を軽減するための指導を行います。逆流性食道炎は生活習慣病とも言われるほど、日常の生活に大きく影響を受ける疾患であるため、生活主観の改善は重要となります。
逆流性食道炎であるかどうかを判断するためには、胃カメラ検査を行う必要があります。胃カメラ検査に対して、あまり良いイメージをお持ちでない方も多いと思いますが、当院では「おえっ」としない良質な胃カメラ検査を提供することに力を注いでおります。詳しくは下記リンクから詳細をご覧下さい。
上述のように、逆流性食道炎を発見するためには胃カメラ検査が必要であり、胃がんの発症リスクを下げるためにも早期の治療が重要となります。当院では「おえっ」としない良質な胃カメラ検査を患者様に提供できるよう、日々研鑽を積んでおります。逆流性食道炎の症状にお悩みの方は、まずは一度当院にてご相談下さい。