このような症状が思い当たる方は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の可能性があります
- 空腹時や食後に症状(痛み)が胃に感じる
- 胃が痛くなる
- 吐き気を催したりや嘔吐をしてしまう
- 胃もたれが高い頻度で起こる
- みぞおち付近が痛い
- 体重が理由もなく減少している
- 食欲が湧かない
- 便の色が黒くなる
これらに該当する方は胃潰瘍・十二指腸潰瘍を罹ってしまっている可能性があります。症状に該当する方・心配な方は病院で専門医による検査・治療を受けましょう。
これらに該当する方は胃潰瘍・十二指腸潰瘍を罹ってしまっている可能性があります。症状に該当する方・心配な方は病院で専門医による検査・治療を受けましょう。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは、胃酸によって胃壁や十二指腸壁の粘膜が傷ついてしまうことで発症する病気です。
胃潰瘍は食後に、十二指腸潰瘍は空腹時に症状(鈍痛)が顕著に現れます。痛みの出るタイミングで判断することも可能です。また胃潰瘍は、重い合併症を引き起こす危険もあります。それが下記の三つです。
そして最大限注意しておかないといけないことは、これらの疾患によって起きる炎症が長引いてしまうことで、<胃がん>を引き起こしてしまう可能性が高まるという点です。症状に心当たりのある方は、専門医の内視鏡検査を受けることをお勧めいたします。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、胃酸により粘膜が傷つけられることで発症しますが、胃の働きが正常であれば胃酸が粘膜を傷つけることはありません。何らかの異常により粘膜保護機能が弱まり、胃酸が必要以上に分泌されることで粘膜が傷を受けます。
これらの原因としては、
などが挙げられます。
またストレス単独では胃潰瘍に発展することはまれなことが近年分かってきています。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍であるかどうかを判断するためには、胃カメラ検査を行わないといけません。胃カメラ検査に対して、あまり良いイメージをお持ちでない方も多いと思いますが、当院では痛みもなく、ストレスも感じることのないように検査を提供することに力を注いでおります。詳しくは下記リンクから詳細をご覧下さい。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療では、基本的に<薬物療法>を行います。「胃酸の分泌を抑える薬」や、「胃の粘膜を保護する薬」、「胃の働きを正常な状態に戻す薬」を使用します。この薬によって、胃酸が粘膜を損傷することを防ぎます。
期間としては2か月程度で治癒することがほとんどです。また胃潰瘍の穿孔と判明した場合は、CT精密検査の後、外科的治療(手術)を施すことが一般的です。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、適切な治療を行わずに放置すると<胃がん>の発症リスクを上げる可能性のある疾患であるため、放っておくことは危険です。上記のような症状に該当してしまっており、「胃潰瘍かも知れない・・・」と不安を抱えていらっしゃる方は、まずはお気軽に当院までご相談下さい。