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院長の上田です。
私は、ホームページでも記載しましたが、淀川区木川の地で生まれ、東邦幼稚園、木川南小学校に通っておりました。
小さい頃は、木川の商店街でコロッケを買い、その向かいにあるお菓子屋さんで仮面ライダースナック(仮面ライダーカードが目的です)を買う子供でした。
またインディアンババアの店(木川の子供たちは、みんなこう呼んでいました)という、この一生忘れられない名前のお店で10円の駄菓子やくじを買っていたのを覚えています。
その思い出の中の木川は、いつもたくさんの大人とたくさんの子供であふれていました。
現在の木川はどうでしょうか? 私には過ぎ去った昭和の寂寥感と平成になり生まれ変わりつつある街並みが生み出す光が交差しているように見えます。
現在、私は幸せなことに自身の生まれた淀川の地で医師という仕事をさせて頂いています。
昭和の時代、木川には、たくさんの子ども達を温かく見守るたくさんの大人達がおられました。
現在、その方々は年齢を重ねられ、生活習慣病を含めたいろいろな疾患をお持ちです。
私は、その方々の前に医師として立たせて頂いていますが、その方々を診るたびに感謝の念が沸き上がるのです。
この方々が、がむしゃらに働かれたからこそ、昭和の子供達は大きくなれたのだと。
私は6人の子供の父親ですが、目の前に患者様として座っておられる先輩と比べて、自分は恥ずかしくない働きができているのか?と自問自答しながら診療をしております。
今後ともよろしくお願いいたします。