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院長の上田です。
われわれのクリニックが、生涯を通じて追及するものは、
このミッションについて、何度もスタッフに話しかけています。
でも私が恐れているのは、これが院長の一人よがりになることです。
しかし、先日うれしいことがありました。
受付時間を過ぎ、そろそろクリニックを閉めようかとしていた矢先、
1人の患者さんが発熱で見てほしいと来られました。
外国から日本に働きに来られている方で、日本語は話せますが、辛そうな状態でした。
受付スタッフが、一瞬私を見ましたが、私の答えを待つまでもなく、
『院長、受付しますね』と言ってくれました。
掃除をしていた看護師もすぐに診療体制を整えてくれました。
これは、我々のミッションに沿った行動であり、私はうれしさとともに感謝の念が生まれました。
受付の方には小さなお子さんがおられます。
看護師のおなかの中には、小さな生命が宿っています。
本音では早く帰りたいかもしれません。
でも、そのようなことはおくびにも出さずに、その患者さんを受け入れてくれました。
クリニックは、院長一人で成り立つものではなく、スタッフとともにあればこそ、
良質な医療が提供できます。
スタッフの皆様、改めて感謝申し上げます。