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院長の上田です。
我々のクリニックには理念があります。
『医療を通じて地域の方々に笑顔になっていただくこと。
我々にご縁のある方の心に、温かな火を灯すこと』を理念に掲げております。
これは、うえだクリニックが生涯を通じて追及すべき目標です。
しかし、この理念は医療だけでなく、あらゆる職種に通じることと考えています。
ここに、私自身の心が、温かくなるお店があります。
その名も、”漬物屋島谷”。店には古びた看板があります。
その看板には、伝統の重みが濃縮されたような味わいがあり、すでに古拙の趣があります。
この漬物屋さんで、私はいつも大根の漬物を購入します。いや購入してしまいます。
その美味さが、私をとらえて離さないのは勿論ですが、
それだけが私がこのお店で漬物を買う理由ではありません。
御店のご主人と奥様の対応が、いつも心地よいのです。
淀みのない動きと、さりげない会話。多くは語りませんが、温かな目と穏やかな笑顔が、
『この人たちの作る漬物は、必ず美味しい!!』と思わせるのです。
私は上部、下部(大腸)内視鏡の専門医で指導医で、病院時代は早期胃がん 早期大腸がん 食道がんに対して深達度診断、範囲診断、そしてESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)という難易度の高い治療に明け暮れておりました。
しかし、そのような治療内視鏡でなくても、一般の人にとって内視鏡検査そのものは怖いものです。
このため、常に穏やかに声をかけ、鎮静剤を使いながら安心して内視鏡を受けて頂ける環境を整えています。
漬物屋 島谷が纏う、他人に安心感を与える所作を、今後も医師、スタッフ共々目指していこうと考えています。