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院長の上田です。
先週、日本消化器病学会総会に参加してまいりました。
このため、5月31日、6月1日は休診にせざるを得ず、皆様には、ご迷惑をお掛け致しました。
ただ、医師は、生涯にわたり勉強が必要であると考えておりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。
ただ学会で勉強したことは、必ずうえだクリニックでの診療に生かしていきたいと考えております。
さて、当院では上部消化管(食道から十二指腸まで)の観察に、経鼻内視鏡を使用しています。
なぜ経鼻内視鏡を使用するのでしょうか?
それは、内視鏡を口から挿入するときに生じる嘔吐販社が少なく、非常に楽に検査を受けることができるからです。
クリニック開業から、この経鼻内視鏡を用いて、胃潰瘍、逆流性食道炎、ヘリコバクターの感染の有無、
がんの早期発見などを積極的に行ってまいりました。
特に、うえだクリニックでは、経鼻内視鏡の観察時に、LCI、BLIという特殊な光を用いて観察しています。
では、この特殊な光を使用することのメリットは何でしょうか?
先の学会でも、この特殊な光で粘膜を観察する方が、
通常の観察よりも、がんの発見率が約1.6倍上昇すると話題になっておりました。
このように、うえだクリニックでは、最先端の内視鏡機器を使用しながら、
淀川区の皆様に対して、内視鏡検査をさせて頂いております。
今後とも、何かありましたら、いつでもお気軽に受診いただければと思います。